第33回ディスカッション




ディスカッション内容


参加者 広末、福島、広井、国澤、西山、細川、樋口、岡本、栗原、烏山、有光、近藤、石丸、森田
      笹岡、清藤  (敬称略)

@ ディベートの部
テーマ「会社の建物を館内全面禁煙にするべきか、分煙室を設けるべきか

Aチーム(全館禁煙派) 広末、広井、細川、西山、栗原、烏山、石丸、森田(順不同)
Bチーム(分煙室派)  福島、国澤、樋口、岡本、有光、近藤、笹岡、清藤(順不同)

A
場所を分けてもタバコの煙は発生し、嫌煙家に対する配慮が必要である。中には煙を見る だけでも
気分の悪くなる方も存在する

A
現在はTOYOTA社の様に「人・環境・未来」をキーワードに活動する企業もあり、企業とし ても
「環境活動」に取り組む時代である。第一、現在の不景気の中分煙室を作るための費 用を
工面するのも馬鹿にならない。

B
来客者の方で喫煙者も相当程度存在し、全館禁煙にするとそれが理由で来館される客が減 少する
可能性もあり、ビジネスチャンスの喪失に繋がる恐れがある

A
接客サービス等が重視される小売業(スーパーマーケット等)でも喫煙所を設けたり、店 内全面禁煙に
している店舗もある。ある側面サービス業のスーパーでさえ、それが許され ている時代背景にあって、
一企業の建物はまして(来客者からの)理解を頂ける筈である。
まして喫煙自体、健康を損なう物である。全面禁煙にすれば喫煙率そのものも減少する。

B
館内を全面禁煙にした場合でも、中には隠れて喫煙する人物が現れる。例えばトイレの中 等。
そうなった場合それらの清掃料等の余計な経費がかかる

B
タバコはそもそもある種の文化である。第一タバコの税金は国の歳入としても非常に重要 であり、
その税金の恩恵は喫煙者のみならず、広く国民全体が均等に享受している。健康 等の問題は喫煙者の
自己責任であり、分煙が徹底されれば全面禁煙にする必要は無い。

A
それは喫煙者の言い訳でしかない。

B
禁煙は確かに世界的な流れではあるが、一方で分煙も世界の流れとしてある。
受動喫煙は 確かに問題ではあるが、 愛煙家の「すいたい」という欲求、換言すれば「喫煙者の権利」
をどのように守るのかも重要な問題。

A
愛煙家の「吸いたい」という権利と嫌煙家の「すいたくない」という権利は平等ではない。
被害を被る側の権利が優先される

                 この後一時中断


ここで、館内の定義を「学校」と限定する。(ただし、ここでの学校とは小・中学校などではなく、専門学校の様に生徒が喫煙できる年齢の学校とする)

B
全面禁煙にした場合、職員や生徒は学校の周り(外)で喫煙することになり、近隣からの見た目も悪い。
吸殻のポイ捨てなどもあるかも知れず、その場合余計悪い。

A
それは職員や生徒のモラルハザードの問題であり、喫煙のマナーを教育するべきである。

A
時代に照らして、分煙室に懸かる諸経費は誰が見るのか?

B
禁煙できない事で生徒が学外の喫茶店等に流れる。逆に分煙室をキチッと作り、そこにタバコの自販機を
設置すればそれも一つのビジネスチャンスである。

B
分煙室は人が集まりコミュニケーションの場となるという効果もある。

A
それでは喫煙者だけしかコミュニケーションが取れない

A
そもそもタバコを止めろ!タバコを吸うというのは意思が弱い人間である。
禁煙できる強い意志を醸成するためにも全面禁煙にした方が良い。家族からも喜ばれる。

B
確かに禁煙は世界的な流れではあるが、それに対してはもっと段階的に対処する必要がある。
一気に全面禁煙にするのではなく、まずは分煙室から始めたほうが良い。

以上で制限時間終了。

第二部へ〜

ディベートの「お題」はその場で決めました。
烏山さんから先日職場で「喫煙方法」の話合いが
あって決まらなかったとの事で、今回の「お題」に
採用しました。

ディベートでのチーム編成は、たまたま座っていた
場所で 決めて行ったので、 Aチームの普段喫煙
されている方々は 苦慮されていたと思います。



A ディスカッションの部
テーマ 「雇用

直近の雇用状況を教えて欲しい(福島) 

■メディアACでは採用の方法として、面接を基本としている。
 技術者の場合は、それに加えて課題の作成を課している。ケースに拠るが2〜3週間程度掛かる
 位の 内容。その後3ヶ月の試験採用期間を設けて、最終的な採用に至る。(樋口) 

・2〜3週間も結果待ちの状態が続くのは受験者としては厳しいと思う

・その位の間待てない人物では話しにならない。もちろん中途採用者と新卒者では対応は変わる。
 メディアACでは基本的に中途者の即戦力のみを採用としている。

・中途の即戦力はえてして融通が利かない場合がある。
 その点新卒者の場合は育て様で如何様にも  出来る。もちろんケースバイケースであるが、
 取り纏めるリーダーがしっかりしていれば大丈夫な場合もある。

・中途の技術者は、突然止められると会社としても非常に困る。なので新人をしっかりと教育して育てていく
 環境を作る必要がある。

・中途即戦力の採用、新卒者の教育の二つを並行してやっていく必要がある。

■ イーソナーでは職場に非常に女性が多い。
  しかし今後は営業面をもっと強化する必要があり募集を掛けたいが、今までの経験では中々いい人材が
  得られない。何処で募集を掛けるの良いのだろうか。(岡本)

・新聞が一番良い。一般募集は確立が悪い。
 新聞が中では一番良く、例えば本人以外でも両親が見ていて息子に勧めると言う様な場合も考えられる。

・学校等に求人を出すのも一つの方法。学校によっては在校生のみならず卒業生も見に来たりする。

・フロンティアでは募集の方法として3種類やっている。一つは新聞。
 あとは街中にある無料の就職情報誌。  後一つはHOTこうちの紙面。それぞれに一長一短はあるが、
 営業職を募集するのであれば絶対に新聞が御奨め。

・面接で「景気が悪くなり、賃金が払えなくなったらどうしますか」という質問をしている。
 その場合「辞める」という答えと「残る」という二つの返事があるが、後者の場合は、あまり信用の置けない
 人物が多い。

・履歴書の職歴が異様に多い人も問題がある。

・知人からの紹介という場合もある

・なんだかんだ言っても第一印象が一番大切だと思う。

・面接が昼食を一緒に摂りながらというやり方を先代の理事長はしていた

・性格診断テストのようなものもある。試してみる価値はある。

・診断テスト等も新しいものさしの一つであり、今までの募集の仕方だけでは分からなかったいい人材を
 拾える可能性が増える。

以上で今回の制限時間終了でした。                                                             

書記レポート:キリンビール 栗原

 

 

「あった会」立上げから、今回まで多忙な中尽力を注いで運営して頂きました執行委員の皆様
本当にありがとうございました。
また次回からは先輩会員としてのご指導、助言の程宜しくお願いします。(会員一同)




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