第38回定例会




プレゼンテーション紹介

プレゼンテーション企業:有限会社 ひきや工房ころんぶす/代表 橋本

曳家ひきや)とは家の移動、かさ上げ、傾き直し、補強といった仕事で高知県では他に3件しかなく 橋本氏で4代目創業百年との事です。
家は大きく分けて 木造建築、鉄筋コンクリート造り、鉄骨造りとあり
国内のシェアーは木造建築が多い為、木造建築を扱っているとのことです。

曳きやについて

家には基礎と呼ばれるものがありその上に建物があります。
基礎は建物の重さを地盤に伝え
建物と地盤をしっかり固定する大事なものであり、ある程度硬いところまで掘って基礎を築かないと地盤沈下を起こす可能性があります。
地盤沈下とは、土の中に含まれたたさんの水と空気が建造物の荷重により絞りだされ地盤が下がる事を言います。このような地盤沈下などにより建物を家の移動、かさ上げ、傾き直し、補強を行い修繕することが曳きやの仕事の一例です。

その他には日当たりの問題や駐車場の増設により建物の移動をしたり、水害対策でかさ上げを行なう等があります。

家の寿命について

日本は役30年、英国は141年、フランスは86年、米国は96年との事。
曳きや工事のメリットは引越し費用が不要(曳きや工事中でも住む事は可)新築より安価
期間が新築等に比べ短い(約20日〜1ヶ月)

デメリットは、施工中の水廻り、電気、トイレ等が簡易的になる、又これらの施工条件が変わる。
費用は家屋移動が1坪あたり5万〜10万+諸経費。傾きなおしは50万〜100万。


課題

時代の流れと共に仕事量が減少。

曳きやの認知度が低い。

提案 

今流行っているリフォームや耐震加工業者などとタイアップした営業を行なう。

県や市の公共事業(学校などの耐震工事)へ参入する。

 

今回の定例会に出席したほとんどの会員が、聞き慣れない業種の「ひきや」の話に聞き入ってました。

一人一人に渡されたパンフレットを真剣に開いて
見ていました。

今後注目されている「南海大地震」を想定しての話と しても興味深いプレゼンでした。

パンフレットが見てみたい方は、ころんぶすさんの
ホームページからメール又はお電話で。
0887-57-3219(直通
■ホームページ
http://www.basara-web.com/hikiya/


感想

曳きやと言う業種は初めて知った業種でした。
確かに需要は少ないかも知れませんが、提案で出ているようにその他の業種とタイアップで営業していくと需要の広がりがあるのではないかと思いました。
曳きやの工事が現在注目されている防災などにつなげる事が出来れば、より需要も増えるのではないかと思います。

書記レポート:南四国総合警備保障 三谷

 




この後の懇親会〜二次会とで有限会社ひきや工房ころんぶすさんのCMに使うなら!のテーマソングが
出来ました。曲は 光GENJI/パラダイス銀河 !!

次回の合言葉は「しゃかりき!」です。

ちなみに今は「しゃかりき度70%」ぐらいです(笑)

事務局




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